質問を受け取る力

以前、自分を見つめ直しにいらしたMさんが
カウンセリングにいたく感激して下さり。。
それ以来、御一緒するとその度
御一緒する方に私のことを話してくださる。

 

「あれは、びっくりした。」
「とにかく、パァーって目から鱗状態ですごかったんだから」
「だって自分で考えても、40数年分かんなかったのに。」

 

と、
ここでは内容は避けるのでこの程度なのですが。。

 

少しだけ説明すると。。
Mさんがお話したことを聴いていた私が、
ある質問をしたのです。

 

 

それをきっかけに、
Mさんは気付いたことがあったのですね。

 

それが自分の人生の中でとても大きなことだった。
ずっと考えていたのに、分からなかったことだった。

“凄い”とナラティブアプローチに
お褒めの言葉を下さるという訳。

 

 

人生はストーリー

 
実はカウンセリングやセミナーでは、
このような場面はあるんですね。

ここで、何が起こっているか？

 

聞き手の存在

 

そう、もちろん質問が大事なのです。
が、ここでは私の質問がよかった話ではなく。

 

質問を受け取る力というものがあるんだろうなと、
Mさんが他の方に話しているのを聴きながら思ったこと。

 

 

 

 

質問されると、
その言葉の内容を考えるだけでなくて。

他のメッセージも受け取りますね。

 

 

人によっては、

「私の考え方は、間違ってますか？」

「否定されたみたい。。」

と言われることもあります。

 

 

質問は同じでも、
人に寄って受け取り方が違う。

 

状況も違うので、当然のことでもありますが。

 

 

承認されていないと受け取り、
自分にフォーカスを当てることがある。

 

 

 

Mさんの場合もそうですが、
質問されてそれを有効に活用できる方はいらして。

 

質問をそのままの意味で捉える、
または大事なことを聴かれているのかもしれない。
という可能性を受け取れる力があるのだろうと思います。

 

 

当然、信頼関係も大事よ。

 

だから、最初から核の質問はしません。

 

 

私との関係性、その方のもつ力、
それに合わせて繋げていくのです。

 

 

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