哀しみの奥には・・
心の中には生きる哀しみがあって、
奥の方にあるのに意識はいつもそこに向く。
哀しみは薄らぐことはなく・・
想い出す時間が少なくなることは、
忘れることと同じではない。
そんな体感覚が出来た頃・・
人は箱に手を伸ばすのかもしれない。
誰にも想い出の宝箱はある。
それをどう扱っているかも違う。
なにになるかは、
自分にしか分からない。
最初はなににしたい訳でもないよね。
でも知っているから、ずっと持ち続けている。
私もずっと手放せずにいた。
箱を開けることが出来たのは、
かなりの年数が経ってからだった。
哀しみの箱を開けるのは、
そこにある願いに繋がりたいから。
今でも繋がっている愛着の絆を確かめたいから。
開けるきっかけはイキヅマルことかもしれない。
閉じ込めている想いに手を伸ばすとき、
哀しみの箱に入っている宝物を知ることが出来る。
宝物だから開けて欲しいのではない。
大切な人がくれたから開けてみて欲しい。
それはいのちからのメッセージだから。
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