愛ってなんだろう~本の紹介
大切な人をなくすという、
人生の岐路は誰しも向き合うもの。
それは何故か・・
人は死ぬからという理由だけでなく。
私はそこに愛があるからと思います。
前置きが長くなりますが、
もう少し補足の説明が必要ですね。
私達は愛着という絆のもと、
こころの安全基地を築いているのです。
幼少期に形成されますから、
意識したことはないのですよね。
大切な人をなくして、
寂しいとかもう会えないから・・
その理由だけで説明が出来ないことは、
経験された方が物語ります。
「人が死ぬことは知っている。
だが、これほどにつらいとは知らなかった。」
つらいのは死だけでなく、
お別れが伴うからであり・・
御自身がぐらつくのは愛着の絆をいかに紡ぎ直すか、
という課題に向き合うからなのです。
それは持って生まれながら、経験したことのない領域かもしれません。
大人になってからも、
自分の拠りどころというか基地なのだと思います。
そして・・
人は❝愛❞という課題に行きあたります。
そんなときにお勧めしたい本です。
この書籍はこども向きシリーズの一冊ですが、
いや大人でも十二分に読んで頂けると思います。
前半はお子様や大事な人と一緒に、
後半はひとりでじっくりと。
特にp.172からの
『問いー自由と開放性』からのくだりは、
他者と生きる多様性について。
この時代のテーマだと思います。
是非、お手元に一冊どうぞ。
私ももっと読み込もうと思ってる一冊です。
2017/09/16 | グリーフとの向き合い方, 繋ぐ・繋がる グリーフケア, グリーフブック
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