種蒔きなのね。
いろいろなお話しを伺うことお仕事となると、
人から聴くコツ?みたいなことを聞かれる機会もある。
ただ聴けばいいと伝えたとしても、
「ただ」聴くの意味を人がどう取るかで変わっていく。
自分の思いこみや幼少期から持ち合わせたもの、
大事な時に受け取り損ねたもの、
今持っているその荷を下ろしておかないと。
そう伝えるのだが、案外ここのハードルが高い。
この時点で、その人が反応する言葉があるということ。
そこに抵抗があるのは、大きな要素だからなのだけどね。。
そして、
話しを聴くことの成果を求めない。
自分の手柄になんてしちゃ、俄然難しい。
だって、
話しを聴くことは種蒔きよ。
それも、いつ芽がでるのかでないのか。。
花が咲くのか、実が生るか。。
その方の人生の時間だけではないのかも。
先に生き抜いた方の人生さえも、位置づけられて。。
ここから出逢う人にも紡がれる。
遠い遠いどこかへ繋がると信じて。
ただ蒔くだけの作業をする。
そして、これは別につまらないことではない。
自然の種まきと同じこと。
蒔いたあとは、愛情という眼差しを注いで見守る。
2015/10/22 | グリーフとの向き合い方, 繋ぐ・繋がる カウンセリング, グリーフケア, 気付く
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