勘のいい人

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別に死別を経験した人だけがくるのではない、
そう話していたら「え、じゃあ。。どんな人が？」
って。。まぁ、そう聞かれますよね。
ivyのカウンセリングやセミナーにくる方のことなんですけどね。

 
そもそもグリーフって死別だけではないし。。
状況とかを説明すると、人の人生は其々で守秘義務もあるので。
私は“勘のいい人”って答えています。

勘のいい人？？って何が？
と大抵分かってもらえませんが。。

このブログを読んでくださっている方は、
もしかしたら感覚的に察しているのだろうと思うのです。

人生にはいろいろな出来事や喪失があって。。
その事象に向き合うとき、
今自分は人生の大事なところにいると感じること。

もちろん、最初は苦しいという気持ちだけでしょう。

その苦しみの中で気付きますね。
今の状況は何が起こっているのだろう。

自分の中にはこれに対応するカードがない、
もしくは今の自分だけでは行き詰ってきたということに。

大きな喪失を経験すると、今までの生き方では生きられない。
（正確にはそう感じるだけのことと、本当にそういうときとあると思うけど。）

今までの危機を乗り越えるやり方では、
対応できなくなるのだと思います。

しかも、グリーフは乗り越えるでも立ち直るでもない。

「乗り越え」ない。

痛みを感じ切って、大事な想いを抱えていくこと。

その想いと、ともに生きること。

今の時代、これをやってきた人が少ないのだと思います。

で、最初の話題に戻りますが。
勘のいい人は気付く訳です。

今が大事な転換期であること。

自分だけでは行き詰り、苦しいということ。

苦しいけど、向き合うことが何かに繋がると。

その事象から何かを得られるだろうということ。

見つめたら、何らかの光が見えるかもしれないと。

そしてお問い合わせをくださいますね。

「死別ではないんですが。。～～なんです。」
って。

例えば、
失ってないけど、喪失。

予期悲嘆

そして、一番のポイントは。。
自分がこの違和感を緩和することで、
自分の周りの大切な人の幸せにも繋がるということに気付く。

だから大事な事なんだと、
自らが見つめるために行ってみよう。

そんな勘の良さですね。

この記事を読まれて、
あー、だからいつもこのブログが気になるんだって。。
人生の転換期にいるのだと、
感じた方がいらっしゃいましたら。。おいでね。

貴方と大切な方の人生が温かでありますように。

TS3U1445