だから、自分は・・
自分は、って別に置くときは、
なにかに潰されちゃいそうなときかもしれない。
自分は人を大事に出来ない人かもとか。
まるであたかも、
そういう区分けの分類があるかのように。
区分けは自分が作っている。
こういうときって、
誰かと共有できない体験があって気持ちが残るときだ。
体験はそれぞれ固有のものだから、
共感だけだと足りない気がしちゃうのね。
人は体験したことを一緒に感じて欲しい。
でも同じ体験はできないから、
同じような経験を同じに当てはめようとしてしまう。
自分だけの特別な体験は、
経験だからってことになっていかないのだろう。
それほどの痛みがある。
悼みにまだそれをコーティングするものがあるとき、
それは自分の区分けになる。
だから自分はって言いたくなる。
そこを再構成していくと、
だから、自分は固有の人生を生きる人になる。
愛情も哀しみも全部自分が抱きしめて生きていく。
だから自分は・・の後が、
「自分らしい人生を生きています。」になる。
雪の中からちょっとずつ顔が見えてくる。
2017/02/04 | グリーフとの向き合い方, 繋ぐ・繋がる グリーフケア, 御家族から教えて頂いたこと, 気付く
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