この時間の尊さを。

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何気なく過ぎてしまうこの今を、
大事な一瞬だったと知るのはその時間を通り越してから。

何気なく会っていた時間。

交わした視線も、

その声も、はじけるように笑い合った瞬間も。

当たり前の日常は生活に溶けこんでいて。

知っていたつもりは知らなかっただと分かるのも、
ずっと後からになっちゃうね。

この時間の尊さを最初から知っていたら、
一緒に笑顔だけでいれたのにね。

泣いたり、笑ったり。

きっと今でさえもそうなんだ。

このまま流れちゃうことをどこかで自覚しながら、
今の尊さを分かっていないのかもしれない。

分かっているつもりで、
何も変わっていないのかもしれない。

けれど・・
いのちを紡ぐひとつを体験したことは、
受け取ったことだと思えてきてはいるのだろう。

まだそう動けないときも、
受け取ったものがあると知ったから。

いのちに素直になれたら、
全てが繋がっていくのだと気付いたから。

今は止まってはくれない。

過去は戻らない。

未来はどうやってもやってくる。

ならば、
今という尊い時間をいのちを育むことに使いたい。

愛を学ぶという課題

愛を伝えるという役割

唯一無二の気持ちとして。

あの、いのちの証明として。