ivyが4歳になりました☆
2017年3月27日をもって、
グリーフカウンセリングivyを始めて4年が経ちました。
いつも応援してくださる方、
ブログを読んでくださる方、
大切な人をなくして悼みの渦中にありながら、
こうして想いを寄せて下さる方に心からのお礼を申し上げます。
私は小児科の看護師として20年間働いていました。
(看護師としては現在はもうすぐ28年になります。)
小さないのちを見送る中で感じたことは、
言葉に出来ない程の無力感でした。
あの当時は私のレベルが至らないからと思っていました。
それ故に必死に仕事に打ち込んだ時期もありました。
もっと勉強すれば、もっと仕事が出来るようになればと。
それでも・・
どうしてこども達が先に逝かなければならないのか、
分かることはありませんでした。
いのちは自然の摂理と自分に言い聞かせても、
胸のざわつきが収まることは一度もなかった。
あまりの胸の痛みと人のいのちの儚さと、
それでも生きていくことをとてもつらく感じていました。
この世の不条理さに怒りさえ覚えました。
いくら学んでも、力を尽くしても、
いい看取りができたと満足など出来ませんでした。
精一杯やったよね、そう同僚と呟いていくしか分からなかった。
そんな中、グリーフという言葉に出逢いました。
小児病院を離れ、学んでからは、
グリーフという概念の深さを知りました。
これを知る人が増えたら、
人は根源的な哀しみを抱えながらもまた生きられるのではないか・・
そう感じました。
そのくらい大事なことだと感じましたのです。
個人的なことも少し足すと、
こどもを授かることがない人生を歩むことになりました。
(この間は長いので今日は割愛します。)
ここからはこのブログにある通り、
思考錯誤の毎日です。
今となってはグリーフケアという道が正解なのか、
そんなこともどちらでもよくなってきてもいて。
私の出来ることをしていこうと、
真摯に正直に人と自分に向き合う毎日です。
1年前に書いたこの下の記事も、
あっという間に1年経った気がします。
それでも日常は忙しく過ごしています。
至らないこともまだたくさんありますが。
グリーフカウンセリングivyは、
“人がお互いの存在といのちを大事に、
そこから受け取るものを繋いで生きていくこと”
ここに繋がることに向き合っていこうと考えています。
愛情の基、人がいのちを繋いでいけるように。
それでivyという名前にしたことを、
今日はまた胸に改めて思い出しています。
それぞれの人の大事な想いを紡いでいきたいの。
そんな場所を創りたい、そう思っています。
今日から5年目に入ります。
これからもどうぞ宜しくお願い致します。
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