準備もあること。

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先日行った介護施設の教育担当者のNさんが、
「先生の研修は教わる研修でなくて、考える研修ですね。」
「最初の打ち合わせを入念にする先生の目的が分かりました。」
そんな感想をくださった。

嬉しいですね。
❝考える研修❞・・今度から使わせてもらおう(笑)

私の言葉で言うと、
❝気付き❞を得てもらうことかな。

特に現場の方々は、材料はもっている訳です。
毎日目の前で患者さんやご家族が生きる姿を見せてくださる、
ここから開いていくことができればいいのです。

ただ、その過程で様々な想いや課題がある。

ここをどう進んでいくのかというとき、
組織や教育目標だけでなくどうしても個人の課題が表れます。

ここで必要なのが、❝気付き❞になると私は思います。

自分の位置とか、課題という点の手前で見失う。
問題が不明確、または大きなものに感じてしまう。

そうすると課題など素通りして、
落ち込むという悪循環に入ります。

自分の立ち位置

悩みと一体にならないこと。

❝考えても仕方ないから考えないようにするのに考えてしまう❞
私はこの言葉をよく言われます。

当然です。
考え込んでしまうくらい大事なことなのですよね。
それをどう捉えるか、向き合うかということを、
私達は学んできていないだけなのだと思います。

ivyで学んでくださっている看護師さんが、
丁度こんなメールをくださいました。

皆さんのお役にも立ちそうなので、
個人情報の部分を抜いてご紹介します。

自分に問いかけ、分からなくなっていた時に、
インナーチャイルドを作ることになりました。
色んな事があり、しあわせって？分からなくなっていました。

思いながら、こねこねしていると、次々に思いと手が動いて、
ひかりのつぶに包まれた子が登場しました。
しあわせなんて…って思っていたのに、
登場した子は三年前の大事な想い出のことに繋がっていました。
（ここは少し略させてね。）

その時確かにしあわせって思っていたことを思い出しました。
あの気持ちを思い出すことができて良かったです。

インナーチャイルドは２回目で、
一年前、自分の目標に対して背中を押してもらったのに、
あれから何も変わっていなくて、
今回参加するのが、なんか申し訳ないなと思っていました。

参加してみて、自分に準備ができていること、
前に進んでいいこと、またまた背中を押してもらいました。
しあわせが自分の中にもしっかりあること、
準備もあること、このことがわかって、勇気が湧いて来ました。
まだまだ、書けそうなのですが、これくらいにしておこうと思います。

自分が分からなくなること、ありますよね。

そんなとき、答えや解決を求めてしまうものです。

私はそこに佇むことも大事だと思います。

それは停滞ではなく、準備です。

学びがあなたを助ける。

涙を拭く私でいる。

人生には思うままにならないこともある。

それはまたこの先に繋がっていくこと。

向き合っていく自分に必要な準備もあること。

学んだら、準備があると気付けるのだということ。

覚えておいてください。