問いを放つ時間
生きる中で私達が持つのは、
苦しみや悩みと言われている。
そこを考えるとき、
なかなか気付かないのが「自分に問う」こと。
「考えても分からない。」
よくそう言われる。
分からなくても、いいのだけど。。
分からないというよりは、何を「問う」かなんだろう。
そこで必要になるのは、
質問を作る重要さなのではないだろうか。
苦しみの中で自分に問う。
その質問を作るちからによって苦しみは増すことがある。
そう、開ける質問と自らを追い込む質問。
それによって、ここからの時間の持ち方も変わる。
いい問いを持つと、時間を待つことができる心持ちになる。
ここでの❝いい❞は、
良い問いという意味合いではない。
きっかけになる質問、
というような意味合いだと思うっている。
その問いで、自分の抱えたことを見つめられる。
もしくは、自分自身を見つめる。
自分の根底にあるものに近づいていく。
自分自身に気づかないと、
変えられない現実の事象にだけ目を向けるから。
カウンセリングをアドバイスだと、
未だに捉え違いする方は多いけど。
私は助言は出来ないと思うから。。
せめて、私はいい問いを放つように。。
その方が、自分への問いを作れるように。。
そのためには、語りの時間が必要になる。
「問い」を放つ。
それが私はグリーフカウンセリングに必要な要素だと思うの。
2015/10/29 | カウンセリング紹介, グリーフとの向き合い方 カウンセリング, グリーフケア, 気付く
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