光という選択肢
大切な人やものをなくすと、
グリーフという反応が起こります。
グリーフは、
心だけでなく身体にも行動にも反応がでます。
生きづらさを感じることも多々あります。
私はたくさんの喪失に関わってきたこともあり、
グリーフ・喪失・看取りなど・・
今はこれらのことに関わっています。
そうするとね、
毎日のように聞かれます。
「また心から笑えますか?」
「希望を持てるようになりますか?」
「自分らしく生きられますか?」
なるのですが、
今苦しさの渦中にいると考えられませんね。
私がいくら❝なりますよ❞と言っても、
気休めくらいなのだと知っています。
それでもね、
人はまた自分の道を生きていく。
私が出逢った方々の軌跡は、
お伝えしていこうと思っているのね。
なにより、それは事実だから。
で、他の人のことをお伝えして
安心される方と他の人は他の人だから・・
そう言われることもありますね。
そういうときは、
こんなことをお話していきます。
文章で説明しても、
上手くいかないかもしれませんが・・
ないという選択肢はなくていいよ、
ということです。
笑顔がないとか、
希望がないとかのね。
ないを選ばなくてもいいよって。
希望や光を感じたいと口にしながら、
人は感じられないからしんどいんだよね。
そして、
❝ない❞を数えながらいる自分が切ないよね。
苦しいとき、
どんなことを感じているか・・
まずそこから見つめてみましょう。
光を感じるということは、
希望や可能性だけを感じることではないのだと思うの。
この記事に行きあたった貴方は、
今は弱っているように感じるかもしれません。
本当はね、
光もエネルギーもあるんだよ。
外側からの光でなく、
自分の内側の光という選択肢。
自分という存在があるという選択肢、
いのちの光を大事に大事にしてください。
ひとりじゃ涙ばかりで出来ないよって方も、
大丈夫。いつでもおいで。
うり
2017/05/03 | カウンセリング紹介, グリーフとの向き合い方 カウンセリング, グリーフケア, 気付く
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