人に育てられ。
私達は人に育てられている。
この言葉自体はよく使われている。
多くの場合、
そのとき対面する人を指して・・
私は小児科の看護師時代、
たくさんの出逢いとお別れをした。
小さないのちから多くの学びをして、
こどもという括りで気付くのが遅かったけど
(いや、正直に言えば失うことが学びと思いたくなかった)
心の奥を育ててもらった。
だから・・
今でも現世では会えなくなったけど、
私の先生は先に生き抜いた人達だ。
想いはいつまでも色褪せない。
目の前で起こっていることも、
今大事なことだと思う。
悼みを伴う出来事も、
そこには意味があるから色褪せない。
いつか繋がっていく点だから。
意味に辿りつくまでは、
逃げたい想い出かもしれない。
嫌なことも、苦手と言う感覚も、
手放したいのに、抱えている。
意味に辿り着くためにね。
(実は忘れちゃってることなんて、
数えきれない程あるのに気付いてないのね。)
そして、
その意味は人に育てられ気付く。
この人生の限られた時間の中で、
どれだけの人に出逢うだろう。
そして、お別れをしていく。
今もそうよ。
ここからもまだ育てられていく。
未来の自分は予想より成長がある。
自分が思うよりずっとね。
出逢いとお別れの隙間で、
関わる全ての人に育てられて生きていく。
そんな自分が今ここにいる。
2018/04/19 | グリーフとの向き合い方, 繋ぐ・繋がる グリーフケア, 気付く
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