リニアと螺旋と。

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リニアって、「直線的」とか「直線状の」という意味らしい。
私は、こないだまで「リニア」って意味を間違っていた。
というより、私にとっては言葉じゃなかった。
なんとなくのイメージだったのですね。

さて最近になってたまたまですが、
人生にリニアという表現をされることが数回ありました。
使い方はどれも異なるのですが。。

点が線

今の時代、人はなんでも可視化できるように錯覚して。。
見えないことや、ものに対して、
自らのイメージが乏しくなってきているみたい。

人生も直線のイメージになっているんだろうと感じる。

この辺は最近のセミナーや講演でもお話しするところですね。
言葉では分かっているんですよね。
「人生山あり、谷あり」とかさ。

でも、その山はもっと違う山だったり。。
谷は浅かったり、自分だけはまた登りきれる谷のイメージなのでしょう。

人生で思いがけない喪失に出逢うとき、
人はこんなことが起こるとは思っていなかったと口にします。

そのくらい衝撃が大きく感じることなのだろうと思います。

自ら見えていない気持ちも同じようかなと思って。

人は自分のことや自分の気持ちは知っているように、
何故だか思いこんでいる。
ここは直線的な心模様のイメージ。

それで。。カウンセリングやブログを読んで、
自分の気持ちを発見する、または関連させて気付く。

自分の中で温めていたけど、
まだ言葉という形になっていない何かが湧いてくる。

それを知る、確証を持つ。
直線に何かが加わるような、自分のいのちが螺旋を描く。

豊かさ、優しさ、悲哀も愛情。
生きる中で自分が大事にしてきたもの、
これから見つめていきたいこと。。

様々な螺旋が浮かび上がっていくと思います。

直線と曲線を組み合わせて、生きる。

言葉にしてみる。誰かに伝えることをしてみる。
想いを共有する。また、そこで気付くことがある。

真っ直ぐな直線では生きづらいと知ること。

今からの時代に必要になること。