スタッフのセルフケア
生きる現場のスタッフのセルフケアは課題、
何故ならば現場は目くるめく忙しい。
身体はくたくた・・気持ちは置いてけぼり・・
そんな現実が毎日だからだ。
でも誰にとっても、
医療や介護現場のスタッフは優しいといいですよね。
決して優しくないのではないけど、
心を痛めたまま働くのはなくしたいね。
さて情報解禁してもいいらしく、
「利用者の死にショックを受けた職員へのグリーフケア」
というタイトルで原稿を書かせて頂きました。
実際の原稿はここには出せませんが、こんな感じです。
というのを編集さんに送ったメールから・・
骨子を考えてみました。
が、職員へ誰がケアするのか・・という焦点もあります。
セルフケアという点にフォーカスを当てるのはどうかと思いました。
以下、ご検討ください。
1、はじめに スタッフの声なき声
2、グリーフとは(愛着反応含む)
3、死への恐怖
4、反応のいろいろ
5、感情を受けとめる 自分のニーズに気付く
6、話の聞き方 スタッフ同士の関わり方
7、セルフケアの重要性と誤解
8、専門的ケアが必要なとき
9、まとめ 看取りの種を育てる
おおよそこのような流れになるかと思います。
隠れた目的としては、
現場が好きな人の情熱をバーンアウトさせないこと。
仕事が継続出来ること、離職防止、
想いから仕事が出来る人の人材育成。
こんな想いが伝わればいいなと考えました。
提案して、ではこの方向で・・
ということで書いた原稿です。
決して病院や介護施設に関連するだけでなく、
私達もいつかお別れするときは誰かにお世話になります。
昔のように長い期間をひとつのところで看取らない、
元気なときからを知らない人が看取る時代・・
ご家族との関わりも濃くはなりづらくなりました。
そんな視点からも関心を持ってくださるといいな。
ニーズが利用する人からもあれば、
研修など実施する施設が増えると思うの。
現場で働くスタッフの方が優しさを存分に伝えていけますように。
2019/09/01 | グリーフとの向き合い方, 繋ぐ・繋がる お問い合わせ, カウンセリング, グリーフケア, グリーフケア~はじめの一歩, セミナー, 予期悲嘆, 再構成, 気付く, 看取り, 自分の在り方
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