❝考える研修❞を考えてみた。
❝考える研修ですね❞❝気付きの研修ですね。❞
そんなお言葉を頂戴して、少し心配したり・・にんまりしたり。
ある研修をした施設の担当の方に言われたのです。
❝今まで研修といえば、教わるものだと思っていました。❞
❝終わってみれば、あれからいろいろなことを考えています。❞
❝そして、それはとても大事なことだと気付きます。❞
今の時代はマニュアルや方法、
ここから入ることが多いのかもしれません。
巷を見ても、そんな講座が人気があるようです。
ですが、そもそもやり方を学んで出来るのなら・・
既に悩むことはもうなかったのではないだろうか。
やり方を知っただけでは行動できない。
私の言い方で言うと、行動に表現できないところに鍵があります。
人はそれぞれ持っている課題が異なります。
行動すること、表現することはそこを阻む何かがあるのです。
そこに気が付くことが一歩です。
私達は毎日いろいろなことに気付きます。
ただそれは答えを出そうとして考えていることが多いのかもしれません。
人に寄り添う、いのちをともに見つめる、
そう言った人間の根源的な問いには正解がないのかもしれない。
これまでのやり方が困難になるのかもしれません。
正解がないからと言って、
答が見つからないのとは同じではないのです。
自分なりの行方というものがあると私は信じています。
ここにフォーカスを当てていくことなのです。
ご縁があればいつかお話をしましょうね。
考える研修の意味を考えながら、私もまた進んでいきます。
きっとここまで読んでくださった方は、
何かしらの行方の途中にいらっしゃるかと存じます。
いつも読んでくださり、ありがとうございます。
どうぞ、ここからもご一緒に。
有限のいのちの時間をともに。
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