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知る=未知のこと+経験

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言語によっては、
“知る”という言葉が二種類あると聞いた。

知識として知っているということと、
経験して知ることの違いということらしい。

 

確かにその違いは大きい。
日本語には“知る”という言葉はひとつだから、
私たちはここを混合しているのかもしれない。

知ってるつもりが多いのかもしれない。

 

 

私が関わる分野でいえば、
身体の症状や病気のこと、生と死などまさにそう。

これだけ情報が多くて、簡単に手に入る時代。
活字では知ることは、専門用語を抜かせば簡単である。
それでも自分のことになると、
全く知らなかったということがよく分かる。

 

 
大切な人をなくすときの反応、
グリーフもその代表のようなもので・・
❝そりゃあ悲しいだろうと思う❞などと表現されてしまう。

自分の身に降りかかったら、
「何が起こっているのか分からない。」
「自分は変になってしまったのではないか。」
そう言葉にされる。

これは上記に記したことの逆で、
今までの体験の中の悲しいことなどに当てはめていて・・
グリーフやその後のことを知識や概念等で知らないからだろう。

「経験がないので、是非教えて欲しい」とは言われない。

 

 

人生における喪失は、乗り越えるでも立ち直るでもない。
喪失に含まれる愛情を確認していく。
その愛情を包み込んで、また生きる過程がある。

 
グリーフの概念やプロセスを知る。
これまで経験したり、
学んだことのないことのないプロセス。

 

自分の喪失体験を語りながら、知ったことと照らし合わせていく。
自分なりの人生を見つめていく。

 

 

こういうプロセスを経て、腑に落ちて・・
折り合いをつけるということを見つめて・・
グリーフケアという概念を体験として知っていく。
だから大切な人に寄り添えるよう、
このことを知って欲しいと思っています。

学ぶことで人に寄り添えるという可能性があること。

寄り添うことが分からなくなりそうな時代への懸念を込めて。

この続きはまたフィット感の内容のときにでも。

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