光のフリルに包まれて。

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貴方は素晴らしい人ですね。
そう言うと、大抵の人は
「いえいえ、そんな私など」と遠慮がちになりますね。

対比するのもなんですが・・
赤ちゃんに対してはどうですか？

生まれたての赤ちゃんを見て、
「素晴らしい。」
という意見に異論を唱える人はいないでしょう。

赤ちゃんのときと、
今の貴方はどこが違いますか？

そう、私たちはいつの間にか・・
自分のいのちの尊さや存在そのものより、
何か功績や自信のようなものに価値をおいてはいないでしょうか？

赤ちゃんのときに、
“自分なんて駄目な人間”などと思うことはなさそうです。
（なさそうと記したのは、言語で表現が出来ないかもしれないから）

赤ちゃんが思い切り泣く姿を見ると、
いつから自分は泣くことに遠慮するようになったのかと思います。

泣くは、喪の作業でもある。

泣いて駄目な事などひとつもないのにね。
湧いてくる気持ちをなかったことにしないでね。

とても大切な気持ちだから。

いのちの尊さから離れないで欲しいの。

そのいのちが、
ただ存在しているという素晴らしさを感じてね。

ひとつひとつが大切ないのち。

今生きているからではなくて、
生命として存在していたという事実。

そこから何かに繋がっているという大切さ。

全てのいのちは光のフリルに包まれている。

お腹に宿る前から、今も・・そうして存在している。
そして、生き抜いたあともそのいのちとしての存在がある。

いのちの尊さとしての自らを見失わずにいたいこと。