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死にゆく過程を生きる~終末期がん患者の経験の社会学ー本の紹介

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このタイトルを見たら、体験記と想像する方が多いだろうか。
著者の田代志門先生は、
「死と看取り」の個人的経験から遠い人間が
当事者とそれを支える人々から学んだことと記されている。

 

死にゆく過程における問題と
それが現代社会で頻繁に議論されるようになった時代背景について、
社会学者という視点からまとめていらっしゃる。

 

 

この特に約20年で看取りの背景は大きく変わっている。

私も経験上なぞることは出来るのだが、
こうして分かりやすくまとめてあるものを読むことは大変参考になる。

一般の方も、専門職の方も知っておくことは有益だろう。

 

 

そして田代先生にお会いしたことがある私が、
この本をお勧めできる理由は。。。

田代先生が仰った、
「分かりやすく伝わるようと書きたい」という言葉である。
(本当はもっと素敵な言葉だったが、失念しました。。)

 

 

以前から田代先生の文章は、すっきりとそぎ落とされていると感じていた。
しかし、なにか温かい想いが伝わってくるような気がした。
そこで丁度この本が出た後、お会いしたときに質問してみたのだ。

 

上の答えを聞いた私が、
あー、だからなんですね。
やけにすっきりと書かれるなぁと思っていたんです。

と思わずもらした言葉に、
「そう思ってもらえるなら、嬉しいな。」
爽やかに笑った先生の横顔がいまでも印象的だった。

自分のフィールドから、読者に歩み寄る姿勢を学ぶ。

 

ここから向き合う、それぞれの課題に役立っていく一冊。

是非、お手元に。
死にゆく過程を生きる

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