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心臓の鼓動

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心臓ってどの人にもありますね。
生まれてから、寿命の終わりまで心臓は拍動します。

心臓は筋肉の塊の臓器で、
その筋肉は不随意筋といって自分でコントロールできません。

自分で止めたり、早くしたりできないということ。

 

骨格筋とも違って、
筋肉痛にもなりません。
酸素も循環も優先されています。

実は痛みも感じません。
心臓の辺りが痛いのは、近くの神経が感じています。
(他の臓器もそうなんだけど、
これをいうと大人の信じている常識が違うとよく分かる。)

と、そのくらい大事な役目を担っています。

 

 

 

私が好きな詩に谷川俊太郎さんの
「心臓」という作品があります。

“それはちいさなポンプにすぎないのだが・・”

と始まります。
著作権の関係がありますから、これ以上記さずにおきます。
関心のある方は読んでみてください。

 

これを知った頃は循環器と心臓外科の病棟に勤めていました。

心電図が難しくて、苦手と思っていた若い頃ですね。
ただ大変だなと思っていた心臓のこと、
この詩を知ってからは世界が違って見えたものです。
(その後は心電図が得意分野になったっけ。)

 

 

 

心臓はリズムを叩く、
私達の生命のリズムを懸命に刻んでいる。

だから心臓が動いている限り、
生きていいのだということだと思う。

生きる意味があるのだと思う。

 

その意味がすぐに分からなくとも。

どんな姿に他人に見えようとも。
もしかして、他人からは苦しみに見えても。

その人には大事なプロセスなのかもしれない。

 

それぞれのドラマ

 

正解は誰も持っていない。

 

でも人はひとりでは頑張れないこともある。
そんなときに手を伸ばす場所があったら、どんなにいいだろう。

 

 

そんなことを伝えていけたられたらいいな、
と2017年も思っています。

 

2016年 静岡大学後期 喪失とともに生きる

看護学生さんへ

 

これは若い人だけでなく、
大人へのメッセージでもあります。

 

 

いのちに触れ、戸惑う大人たちへ。

全ての姿がその人の姿であると、
私達の眼差しが温かくありますように。

その人にとっては必要な時間や出来事で、
大事な大事なことをしているのかもしれない。

その姿を見守り、
心臓のリズムの奏でに寄り添えますように。

 

ただそれだけを願って。

20170103_210306

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