予期悲嘆
失う前からのグリーフを、日本語では「予期悲嘆」といいます。
失うことが分かりかけた時、
また、失うことの不安や悲しみなどの反応を示します。
例えば、悪性腫瘍で余命を宣告されたケースが
一番イメージがつきやすいかもしれません。
先日書いた
失ってないけど、喪失
の冒頭に書いた言葉。
「まだ生きているんですけど、いいですか?」
という問いかけを下さる方の中には
この「予期悲嘆」という方も多くいらっしゃいます。
身内の方が余命宣告をされ、
「どうしていいのか、分からない。。」
「本人が一番大変と思うのに、何故か私がぐらついてしまって。」
と仰います。
この人を失うかもしれない。。。
思ってもみなかった反応が起こります。
あなたが弱いとかではないのですよ。
当然の反応なのです。
大切な方の残された時間を一緒に見つめていきたくなったら、
いつでもお話しを伺いますね。
その大切な時間の中を大事に大事に過ごせるように。
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