赤い犬のポチ
看護師の夜勤バイトの夜更けに、
ある方が起きてきました。
「犬が死んじゃった。
涙が出た。。ずっとうちで飼ってたから。」
目が覚めちゃったみたいです。
もちろん、今日のことではありません。
この方は、よく飼っていた犬の話しをされます。
いつもは忙しくて、
なかなかゆっくり聞けないのですが。
落ち着いてたので、この夜は少しお話しができました。
「ポチっていってね。
ずっとうちを守ってくれてたの。
悪い人が来たこともあっただろうに、
ちゃんと番してくれたんだよね。」
「ちゃんとしてあげたい。」
赤い犬だったというので、
(お年の方って、赤いって表現をしますね)
今でいう茶色い毛並みでしょうか。
いつの頃の話かは、もう分からないのですが。。
かなり昔のことでしょう。
何か心残りがあるのでしょうか。
ちゃんとしてあげたいというのは、
供養をきちんとしたいという気持ちでしょうね。
きっと、仲良しだったんだね。
ポチは天国で駆けまわっているかもしれないよ。
ずっと忘れないでいてくれて、ありがとうって言ってるね。
旅立ちのときには、
ポチがお迎えにきてくれることだろう。
やっと会えたねって。尻尾をいっぱい振りながら。
2015/07/22 | グリーフとの向き合い方, 繋ぐ・繋がる グリーフケア, ペットロス, 御家族から教えて頂いたこと
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