血縁という課題
介護現場を看ていると、
この課題を持ち続けている状況に多く遭遇します。
それぞれの人生の課題でもありますし、
そこに至った事情はあると察します。
他人が口を挟めることでもありません。
が、切ない気持ちになることも正直な気持ちです。
この課題は老年期になったからといって、
急に出現するのでもありません。
もっと以前からあったのだと思われるのです。
自分のことを分かって欲しい、
この言葉を表現することに勇気が必要になっていき・・
大好きだよ、
このひと言が切なさになる。
いつからか、
口をつぐんできてしまったのだと。
その自分がしんどくてしまい込んだこと。
きっとそこに学びがあるのですが、
とはいえ人間は生身です。
痛みが大きいうちは、
受け止めるまでも遠く感じるでしょう。
人間関係の悩みだと思う方も、
未だ多くいらっしゃることでしょう。
そろそろ解放してあげてもいい。
当事者の仲直りということでなく、
そこに自分の大事があるということ。
本当に伝えたかった想いを表現するということ。
もう自由になっていいの。
誰もが愛の人なのだから。
話してみようかと感じたら、
それは必要なタイミングなのでしょう。
いつでもおいで。
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