綺麗に濁すよりも。。

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綺麗な言葉だけでグリーフを語ることが、
私はあまり好きじゃない。

ひとつには、グリーフには悲しみだけじゃない。
様々な感情があるということを知って頂きたい。
その主張と「悲しみ」だけにフォーカスを当てるのが、
アンバランスな気がする。
それと同じでプロセスの経過には、
綺麗な言葉だけでおさまらない心情のときもある。
 

もうひとつは、
単にこぎれいに収めると。。
まだ苦しい方には、
「自分には分からないから、駄目なんだ。」
っていう自分が至らないことみたいな遠いことに設定されちゃう。

それが元で、
不安や落ち込みのスパイラルに陥っているから。

このふたつ目は、それが駄目とかじゃなくて。。
私が心配になるからもあるかな。

だから、他の方の表現は自由だとしても。
私はあまり綺麗なだけで綴りたくないと思っている。

このブログのタイトルも考えあぐねるときがあるのだけど。

人の語りは綺麗な言葉だけでない。

多種多様な言葉から豊かに紡がれていく。

俗にいう、負の感情やマイナスの言葉も多くある。

 
想いを温めて。

そこをこころの奥からだして、
語ることで捉え方や信念体系に気付く。

自分で考えているときと、
語りとは異なるということを実感する。

言葉にして、語りになったとき。。

先に、御本人がハッとする。気付く。

どんな言葉でも大丈夫。
ずっと話していたらいいのですよ。

それが出来る環境と聴ける関係性が大事。

その先に、
あなたが自分を好きに戻れる光が見える。

綺麗に濁すよりずっといい。

その自分がきっと苦しいのよ。
だから言いたいことは、話せばいい。。
と、私は思っているんです。