現実のまにまに。
波~というのを思いついたけど、
まにまにをつけたら演歌の名曲の出だしだった。
それより現実の方がフィットするなと。
何しろ・・
喪失ってのが他人事のときは知らなかったこと。
頭や理性で分かっていること、
人間ってここが厄介なんです。
ただ悲しいかと思ったら、
いろんな波がやってくる。
「こんなだと思わなかった。」
このフレーズはとても多いのです。
で、私が取り上げた語りにもありましたね。
「こういうのって弱い人が陥ることかと思ってた。」
(そうじゃないと分かったって続くけど、
この先は是非読んでください。)
様々な感情の波が襲ってくる。
これまで体験したことないから、
波乗りの仕方も避け方も分からない。
とかく、闘ってみたり・・
感じない振りをしてみたり・・
何か新しいことをしてみたり、
考え付く選択肢をやってみたりする。
ほとんどの人がやってみないことは、
現実の流れをそのまま受け止めてみること。
まにまに、漂ってみること。
これはきっと怖い。
漂流みたいで、先も見えない。
どのくらいの時間かもわからない。
灯台のように、
光が見えたらいいのにね。
どうも・・
その光は痛みが通り道らしい。
感じるにはまだ気力が足りない、
そんな方もいらっしゃるかな。
無理に行動しなくてもいい。
その分本気で漂ってみる。
そうすると、感じるものがあると思う。
欠けている月は本当は丸い。
曇りの空にも星は瞬いている。
見えていないものが自分にはある。
孤独だと心から思うとき、
手を伸ばしてくれている人は実はいるんだ。
歩む道も、まだある。
そんな現実に気付くから。
現実のまにまに感じる。
案外この世界は自分に優しい。
光は遠くから注いでいる。
ここから、
切り口を変えていけること。
そんなことを知ってる自分に気付くから。
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