泣いている人も探している。
グリーフのことを話すとき、ときに違和感を感じることがある。
それはまだグリーフを感じたという想いが少ない方、
または自覚がない方が、
グリーフの渦中の方のことを別世界のように表現すること。
「大変な方が来るんですねぇ。。」
「弱っている人が来るんですね。」って。
いつも私が話すように、
私達は人生の中で大切なものをうしなうことがある。
そして、グリーフは誰もが抱える。
だから、特殊なことではない。
生きていれば、向き合うこと。
しかし、境界線はひかれてしまう。
私は大切な人やものをなくした方とお話ししながら、
この方は弱いとか不運だと思うことはない。
(出来事が大変だったとは思うけどね)
泣いている人も探している。
まだ言葉にならないときも、求めている。
あの出来事は、あの別れにはどんな意味があるのだろう。
死って、なんだろう。
いのちって。。
正解はないのかもしれない。
でもそれぞれが様々な人生の中で見つけていく。
その答えを探して、人は泣くこともある。
だから、泣いている人を弱いなんて言わせない。
まぁ。。そう思う人はそれでいいにしよっか。
ね?
2015/04/11 | グリーフとの向き合い方 グリーフケア, 御家族から教えて頂いたこと, 気付く
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