死生観に触れるとき。
私が話した後の大抵のご感想の中に、
“聴いたことがない話だった”というものがあります。
(良かったという意味で・・)
それは私の話すことが特殊なのでもなく、
普段死生観ということに触れることが少ないからかと思うのです。
特に医療や介護の世界では、
そこがベースにありながら技術や対応を伝えていることが多い。
きっと根底にあるものが伝わりづらいのです。
それは研修の良い悪いでなく、
時代背景に追いついていないのだと思います。
後は学問と現場が分離している現状かな。
死生観を「新しい分野ですね」
と、よく言われます・・が、日本には昔からあります。
その解説はこちらを。
いつの間にか途切れた分野・・
本当は途切れてもいないから、
一般社会の中に・・が近い表現かな。
書籍もたくさんあります。
新しい書籍の中では、こちらがお勧めです。
死すべき定め~本の紹介
これをきっかけに・・
と思った方は、こちらの記事をご参照ください。
グリーフの分野とか学問とかの区分けをせず、
一緒に見つめてくださると嬉しく思います。
死生観にふれる機会って、
なにかあったときではないと思うのです。
だって私たちは毎日いのちを頂き、
そうして自分は生きておりますから。
毎日触れております。
分かっちゃいるけど・・という、
日頃の気付きをより拡大していきたいものです。
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