死すべき定め~本の紹介
本のご紹介でもあるのですが・・
なんと、お仕事でこの本の書評を書かせて頂きました。
全国配信の記事なので、
どこかの地方紙で掲載されれば読んで頂けると思います。
お住いの地域の新聞社さんの書評欄をチェックです。
この本の書評に関しては、
記事になるのでここには書けませんが。
その代り、記事には書けなかった個人的な気持ちを。
全米ベストセラーの書籍について書くなんて、
なんて光栄な・・と言いたいが、緊張感も大きかった。
それでも、
に感銘を受けましたと言って下さった記者さんから
❝この本は是非浅原さんにと思ったんです❞
などと言われると、自分も読んでみたくなりました。
何故私にと言って下さったのか、
この御縁は何に繋がり、どんな方に届くのかを知りたくなり・・
そして私の言葉がどこかにいる今必要な方に繋がるなら。
そんな想いで、引き受けてしまいました。
正直に言うと、
実は私は海外のものが得意ではありません。
字だけで名前や地名を見ていると、混線しちゃう。
(低レベルの理由ですみません。。)
内容に集中できなくなるのが、苦手なんです。
この書籍は読んでいて、情景が浮かびました。
外科医でもあり、ジャーナリストでもある作者が見てきた、
リアルな医療や介護の中で生きる人々の姿が描かれていました。
少し厚いですが、真剣なテーマなのに読みやすいのです。
作者のアトゥール・ガワンデの力でもあり、
訳者の方の想いも詰まっているからでしょう。
いのちを看取るときに抱く想い・・
アメリカはもっと進んでいるのではと思ったら、
人のこころの機微というか繊細さは変わらないのだと知りました。
その中で、
人々がどう歩むかという軌跡。
そしてこれからどう生きるのかという現代への警鐘でした。
アメリカではベストセラーになっているようです。
本の帯には、❝全米75万人の人生観を変えた❞とあります。
世界は繋がっている、
いのちを生ききることの仲間がいると感じた本でした。
これから死に向かう全ての人へ、
それを見守りながら支えていく周囲の方へ、
私達はどんなふうにいのちを全うしていこうか。
何を見つめて進んでいくかという指針になる本です。
必要な人のお目に留まることを願っています。
写真は付箋の数で私の必死さが分かってしまう、
このアングルからとしよう。
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