有事の大事に心を寄せて。

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台風19号は過ぎ去りましたが、
まだ被害を受けた方々にはまだ今のことでしょう。
心からの応援とお見舞いを申し上げます。

静岡も久方ぶりの直撃とのニュースに、
かなり落ち付かない様子がありました。
単なる行動かもしれませんが、
これは怖さからくる気持ちの表れですね。

勿論、備えは大事と思っていますよ。

が、普段から備えていなかったことに気付くとき・・
恐れは何倍にも感じてしまうことでしょう。
これは人生にも似ているなと感じました。

恐れと怖れ

スーパーやホームセンターで何でも籠に入れたり、
必要なもの以上に買い占める人・・
他の人のことを考える余裕はなさそうです。
本当に必要ならばいいのですが、
怖さを安心に置き換えようとしていないかな。

怖れは安心に変わりません。

安心と可能性

私もひとつ反省したこともあって、
看護師の夜勤バイトに行っていたのです。
夕御飯の時間が早まったり、薬の時間が変わったり、
“今日は台風だから”を何回も言ってました。

そうしたら今はほとんど発語のない方が、
「え、台風なの？」ってびっくりしたように喋ったんです。

そうなんですよ、外の状況は分かりませんから・・
びっくりしたし、動けない状態では心配になったよねぇ。

私が伝えるのは“台風だけど大丈夫だよ”ってこと。

伝えつついるつもりでもバタバタするのと、
頭の中で何かあったときのシュミレーションに忙しくて・・
“ごめんね、びっくりしたよね”
“大丈夫、停電になっても非常電源がつくからね。”
“なんかあったら逃げるときは、お迎えに来るよ”
そう伝えました。
眠れていたらから安心してくれたかな。

安心しないと人は可能性は感じられない。
可能性のつもりが損得になったり、
人の想いを受け取れなかったり、
もっと言えば・・
怖れだけのときには大事なことを見失う。

大事なことは大事なときに想い出す。

有事は人生の重要なときと似ています。

誰かが助けてくれるかもって可能性、
支えてもらっている安心感を日常から感じていたいもの。

有事の大事から気付くこと、
毎日が大事な日なんだもの。

さぁ、どんなことが大事かな。
今の自分の在り方はどんなでしょうか。

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