旅立ちの手紙
私のところには、ある日お手紙が届くことがある。
多くは以前セミナーや講演でお会いした方で、
そのときに誰か大切な人をなくすかもしれないという
予期悲嘆を抱えていた方からだ。
「妹が、ガンに侵されています。」
「余命少しだそうです。。」
そんな予期悲嘆の中、グリーフのお話しを聞いて下さった方。
数か月、長いと1年くらいを経て
「旅立ちました。最期まで懸命な時間を過ごして逝きました。」
こんなお手紙を頂く。
報告というよりは、
やり場のない気持ちを抱え。。
手紙を書いてくださったという意味合いと思う。
行き場のない気持ち。。
やり場のない想い。。
多くの方が、いのちをなくした今日。
またお手紙が届いて、
ひとつひとつの旅立ちを想いを寄せる。
黙祷。
2015/03/11 | グリーフとの向き合い方, 繋ぐ・繋がる グリーフケア, 予期悲嘆, 御家族から教えて頂いたこと
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