感受性はあなたなのだと。
先日もご紹介した茨木のり子さんの作品に、
「自分の感受性くらい」という詩がある。
先日紹介した「倚りかからず」や
「わたしが一番きれいだったとき」とともに代表作ですね。
「自分の感受性くらい」は読むと、
涙より先に鼻水がでる。
美しくない表現かもしれないけど、泣く隙がない。
心にガツンてきます。
そのとき私は、
感受性って自分自身なんだと毎回感じるの。
世間では感受性って、
私の脇に備わった能力とかセンスのように捉えられている気がして。
センシティブ過ぎても、鈍感でもいけない気がして。
みんなとうまくやって、
でも自分の個を感じるにはどの辺でいたらいいのか分かんなくて。
どこで留まっていたらいいのか、
ずっとずっと探してきて・・
長い間そうしていた自分に気づく。
それは全くもって、
私のものでなかったんだよ。
知識や思考や考えは、
学んだことや培ったこと。
感じることは生まれもってきたものかな。
だから、感じたとき涙がでる。
きっと、その涙が答でしょう。
それでいいんだよと教えてくれる。
感受性は私。
誰にも遠慮も気遣いもなく、そのままの私。
かっこよくなくていい私。
間抜けでもいい私。
私が私を大好きでいる私。
愛してあげられる私。
これまでも本当はそうだったことも。
今までも・・
ここからも、たくさんの愛を注いでいるから。
2016/10/04 | グリーフとの向き合い方, 繋ぐ・繋がる グリーフケア, 気付く
関連記事
-
2022年 夏至の余白
日常の中にある大切なこと、 人生には気が付くタイミングがあります。 ...
-
2021年10月 グリーフケア~はじめの一歩 ご感想
ブログを毎日にしなくなって、 めっきりご感想等も遅れてしまいすみませ...
-
2021年12月10日 インナーチャイルド・ワークショップ
年2回の機会、ワークショップのご案内です。 インナーチャイルド・ワー...
新着記事
-
2022年 夏至の余白
日常の中にある大切なこと、 人生には気が付くタイミングがあります。 ...
-
2021年10月 グリーフケア~はじめの一歩 ご感想
ブログを毎日にしなくなって、 めっきりご感想等も遅れてしまいすみませ...
PREV : 2016年 静岡大学後期 喪失とともに生きる
NEXT : 感謝の実