想い出はあの人にあげたもの。
思いがけぬお別れの後、
誰もが一度は思うだろう。
もっと想い出を作っておけばよかった。
どれだけの想い出があった人でも、
そんなことを思わずにはいられない気持ちになる。
忘れていることがあるんじゃないか。
もっと素敵な場面があったんじゃないかって。
記憶の中のモーターをフル回転させて、
何か思い出そうとする。
あの人の一番の思い出は何だっただろう。。
聞いておけばよかったと思ったりして。
それが一致したら、いい人生な気がして。。
夜中にアルバムや携帯のデーターを探したりする。
考えて、時間だけが過ぎていく。
想い出はそれぞれのものって、本当は知っている。
同じ時間を過ごしても、想いは様々なはず。
あの人のそんなところが愛すべきところでもあったのに、
今は何か共有したくなるのかな。
想い出はあの人にあげたもの。
あの人の思い出に自分もみんなもいる。
その想い出を胸に旅立っていったのね。
あの人が覚えていれば、それでいい。
そのくらい大きな愛で、この胸も想い出を包んで生きる。
2015/07/09 | グリーフとの向き合い方, 繋ぐ・繋がる グリーフケア, 気付く, 睡眠
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