悲しい本~本の紹介
「悲しい本」
タイトルが斬新。
でも、とても繊細なストーリー。
私が好きなところは、1ページ目の笑った感じの挿絵。
「これは悲しんでいる私だ。
この絵では、幸せそうに見えるかもしれない。
じつは、悲しいのだが、幸せなふりをしているのだ。」
(本文より引用)
そう。。悲しくても、泣くばかりじゃない。
笑っているときだってある。
私も今、出逢ったこども達やご家族のお話をさせて頂くことがある。
大勢の人の前で泣くことはない。
そうすると、思いがけないことを言われることもある。
私が泣いても大事なことを伝えられないから、
もう泣いていないだけで。
悲しそうにしていないだけ。
だけど、想いは大切にしている。
死生学カフェにいらした方でも、同じと思う。
泣いていた方だけが、悲しいのではない。
あの場で、笑って頑張って下さった方の中にも
悲しかった方も、今もしんどい方もいる。
なかなか伝わらないこともある。
だから、時々読みたくなる一冊。
2015/01/18 | グリーフとの向き合い方 グリーフケア, グリーフブック
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