年をとるのも、いいものですよ。
「そりゃ、若い方がいいさ。誰だって。」
そんな知り合いの男性の口調を横目で聞きながら。。
まぁ、言っている意味も分かるけど。
ここから自分も年をとるのに、
どう変換していくのかなとも思う。
“女性は若い方がいい”
“自分はまだ若い”
そんな若さを重視した価値観だけだと、
生きづらくはならないだろうか。
人はみんな年をとる。生き物だからね。
そこは抵抗できない。
どんなにお手入れしても、若く見られても。
事実は変えられない。
あ、女子の年上の女性への❝おばさん❞てのも気になるかな。
気持ちは解る、おばさんにはならないと思うよね。
自分の未来を下げてどうして生きていくのだろう?
確かに若さは素晴らしい財産だとも思う。
でもずっとしがみつけるものでなく、人生の中では点だ。
老いもグリーフを真面目に書いたのは、1年以上前のこちらの記事。
人生の役割
年齢を重ねるごとに獲得するものもたくさんある。
獲得したものにフォーカスをあてられると、
それは深みや経験という知恵や価値になる。
「20代の頃のモヤモヤがとれて楽になった。」
これは以前40代の医師が言った言葉。
私に関して言えば、生きやすくなった。
自分に素直に生きている気持ちがする。
若いときの抵抗は、上手くこなれると自分らしさに変わるね。
有限の人生で若さをなくすことを嘆いて生きるか、
こなれた自分と付き合って満たされるか。
二択だけではないけど、
私は年齢を重ねた自分も好き。
若さで突っ走ったときより、今が好きだな。
自分の喪失も抱えて生きてきたと、
強がりじゃなく言えるようになったからかな。
そんなことを言ってると、
80代以上の方には「まだまだ若い」と言われ。。
冒頭の件の男性には、
「ちゃんと聞いてるのか?分かってないだろう。」
とお説教も喰らうけどね。
関連記事
-
バビロンの大富豪の教え~本の紹介
大富豪って・・どんなかしら? 会ったことないだろうからイメージないの...
-
Visionとともに。
Visionというとビジネスとか、 仕事などのイメージもありますが・...
-
2020年7月26日 インナーチャイルドWS
今年は不思議な年で・・ 年2回ペースが特別追加開催となりました。 ...
-
LUMINEライブラリー
私が書くまでもなく、 若者や都会の方には有名でしょうが・・ ル...
新着記事
-
2022年 夏至の余白
日常の中にある大切なこと、 人生には気が付くタイミングがあります。 ...
-
2021年10月 グリーフケア~はじめの一歩 ご感想
ブログを毎日にしなくなって、 めっきりご感想等も遅れてしまいすみませ...