家族の言葉
家族って定義が難しい時代になりました。
実のお父さん、お母さん、こどもという家庭を普通と思う方が多いけど
育てのお父さんやお母さんという方も沢山いらっしゃいます。
いろいろなパターンがあってよしと思いますが
そんな中、家族だからという考えを押し付けられることも多くあります。
グリーフを抱えた方が、「家族からつらいことを言われた」
そうおっしゃることがあります。
これは、いいとか悪いとかいうお話ではなくて
すれ違いのお話です。
きっと、ご家族の方は大切な方をなくして打ちひしがれるあなたを見て
とても心配だったのでしょう。何かしてあげたかった。
いや、何もせずに見守るのは御家族も苦しかった。
だから、何か伝えなくちゃ。しなくちゃ。。とか。
でもね。。グリーフを抱えた方は、とてもデリケートな心境です。
「つらいことを言われた」は、今の苦しさをそのまま受け止めてもらえなかった。
という嘆きです。
家族と言う一番近い存在の人に、ただ自分を受け止めて欲しい。
それだけです。けれど、お互いの気持ちがありますからね。
すれ違いが誤解になり、分かってくれないになり。。
私が聞くときには、シンプルながら複雑なものになっています。
家族の言葉が支えになることもある。
それには、時間がかかることもある。家族だから、傷ついてしまうこともある。
専門家の言葉がいいこともあるのです。
家族には守って欲しいという気持ち、守っているよという気持ち
それだけで十分だったりしますから。
御家族からの相談もお受けしますよ。
ご本人に心配をぶつけてしまう前に、私とお話ししませんか?
いつでもお待ちしていますね。
2013/10/14 | グリーフとの向き合い方 ご家族の対応, グリーフケア
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