出逢いからの学び

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「同じ体験をした人でないと、
分かりませんよね？」

大切な人をなくした方から、
毎日のように聞かれる言葉です。

今がどれほどしんどいか・・
という心情の表現だと受け取ります。

グリーフもデーターや、
学術的な括りはあります。

“こどもをなくした・・”
“伴侶をなくした・・”
“急な死別の方”などね。

このブログをいつも目にしてくださる方は、
私が括りでお伝えしないことに気付いていることでしょう。

確かにそれぞれに違いもあるし、
お話を伺うときに配慮することもあります。

でもね・・
この世に同じ体験をした人はいるかな？

あなたは唯一無二の人で、
その体験は御自身の愛情の物語です。

愛情のお話し

私達は異なる人生を歩み、
誰もが大切な人とお別れをします。

いつ、どんなか、誰を失うかは、
その人の人生により・・違いがあります。

ひとりひとりに愛情の物語があります。

だからとはいえ・・
分かり合えないのだとしたら、
切ないことだと感じます。

痛みの渦中にある方へ

まず、胸に。

この身に受けている痛みは、
誰にも分からない。
誰かの痛みも代わってもやれず、
真の痛みは分かち合えないのかもしれない。

このことを私達は、
喪失を通して痛いほど知ることになります。

それでも同じ時代に生き、
不思議な縁に結ばれ出逢うものなのです。

繋がれる側面もあるのだと、
私は信じています。

先に生き抜いた大切な人とも、
この出逢いの中でともに学ぶのだと思うから。

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