リ・スタート

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大切な人をなくして起きる反応をグリーフといいます。

その反応は人それぞれです。
心だけでなく、身体や認知面にも起こります。

グリーフという言葉　vol.3

大きな悲しみや胸の痛みだけでもしんどいのに、
グリーフの反応により自分が不安定に感じることでしょう。

人と比べっこをし始めたり・・
その後は思い通りにいかないと感じたり、
「なくしたことだけより余計に苦しくなってしまった」
そう仰る方も多くいます。

“あること”“ないこと”

グリーフケアで重要なのは、
気持ちの分かち合いやなぐさめをすることだけでなく。

ご自身がまた生きていくということ。

だから・・お話を聞きますよということを、
“なぐさめますよ”とか“アドバイスしますよ”と変換しないでね。

そして、また生きていくときには・・
これまでのやり方のままでは生きづらくなる方もいます。

ivyのHPで支持が多いフレーズは、

「ご家族内だけではどうにもならないことがあります。」

「今までの生き方のままでは、生きづらく感じることがあります。」

という二つの気がします。
（正確に統計は取っていないので、感覚値ですが。）

そう・・悲しいだけがつらいのでなく、
ここからどう生きていくかを苦しさの中で見つけることが苦しいのです。

だから私はグリーフを見つめることはとても大事で、
そんなとき誰かが手を伸ばしてくれたら・・そう思ってきたの。

あの頃の気持ちは今までもいくつか書いているので・・
この下の記事もそのうちのひとつです。

グリーフという言葉　vol.4

また、もう少し。
有限のいのちを生きる時間があります。

リ・スタートはまるきりの新しい出発でなく、
大切な人との出逢いも胸に抱えてまた生きていく旅の出発。

自分らしい人生の一部として。

最期に笑顔でいられるために、
ここからまた生き重ねるようなことです。

私でよければ御一緒に。

出逢えることを、いつでもお待ちしております。