プロフェッショナルという第三者
身内だから言えないこともある、
とivyのHPでもお伝えしています。
家族だけで頑張らなくてもいい、
という意味だけでなく・・
家族だからお互いを労わって、
言えないこともあると思うのです。
そして・・
第三者だからの理由がある。
そんなことを自分も思う出来事があります。
身内が病気になったり、
入院したりすると実感します。
私は看護師ですから、
状態や事情は伝わりやすいとは思います。
でも・・話していると、
やっぱり心は揺れている自分に気が付きます。
私の好きな本にこんな文章があります。
これは今回偶然読んでいたのですが、
本当にそうだなぁと実感します。
「安定した看護・医療・相談は守秘義務を持った他人だけが出来る。
一緒に一喜一憂していたら患者もいっしょに揺れて不安定になる。
家族だから話せることもあるが、家族だから話せないこともある。
どんな看護師も医師も自分の家族の治療は出来ない。
客観的にみることが難しいし、どこまでやったらという限度も、
いつまで続くという限度もなく、十分過ぎてで当たり前であって、
足らないところは相手が責めなくても、自分が責める。」
この本は看護師さん向けなので、
医療者のことを書かれていますが・・
後半の想いのくだりは同じと思います。
“十分過ぎで当たり前”
そうして自分を足りないと感じたり、
責めたりしていってしまうと思うのです。
守秘義務のある他人、
(ここもポイントではあり)
プロフェッショナルだから出来ることがあり、
第三者だからいいこともあります。
参考までにこちらの本です。
看護・医療・相談と入っているのが、
この先生の魅力だなと感じます。
家族内で解決出来ないことは、
足りないのでも悪いことでもありません。
相談ってそのくらい大事なこと、
私もまた真摯に向き合っていこうと思います。
coji_coji_acさんによる写真ACからの写真
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