グリーフという言葉
グリーフケア、グリーフワーク、グリーフカウンセリング。。
私の予測変換も今でこそ、グリーフと出ますが
日本語ではほとんど使わない言葉ですよね。
私も先のブログで書きましたが、グリーフという言葉に出会ったのは10年経たないと思います。
それ以前は、「こころのケア」とか言われていた領域ですね。
グリーフは日本語では、悲嘆という言葉に訳されます。
ただ、悲嘆というと“悲しみ”という意味合いが強いですよね。
英語が得意な方は、「深い悲しみだよね?」と言われます。
日本では、単に悲しみと捉えられがちですが
本来の意味は“こころの痛み”という方が近いらしい。
これが、不思議なもので英語圏の方にはよく通じるのですね。(当たり前か。。)
“悲しいじゃないんだ”と力説してくれます。
griefの動詞がgrieveで“絶望等で深く悲しむ”とか心痛みたいな意味だから、
そちらの意味の方が本当は含まれているのですよね、きっと。
私のテーマのグリーフは、海外ではビリーブメントという科目があるくらいで
グリーフカウンセラーも一般的な職業です。
社会学やそのビリーブメント(喪失学?これも日本語が難しいかも)の流れを汲んでおります。
グリーフも悲しい、苦しいという感情だけでなく、それに対する反応も含まれます。
と、グリーフという言葉の捉え方だけで話が長くなるので
私のお仕事を知って頂こうとするときは話が延々と続いてしまうのです。
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