これが毎日・・
生きていくなかで、なにを為すか。
すごいこととかでなくて、
自分をどう作り上げていくか。
いのちを使って、
どんなふうに人の役に立つか。
いのちはコントロールできるものではないのに、
考えながら人は過ごしていく。
いつから何とかしようと考えるようになったのだろう。
最初から決まっているのでは・・と、
そんな運命のようなものを信じることもある。
その一方で、
人工の生活にもまみれている現実。
毎日は永遠ではない。
老いるし、病気になることもあるだろう。
病気を抱えて、生活をすることもある。
いつからか病院は病気を治すところになり、
医師はそこに最善を尽くす。
そのことが信じて疑われなくなった。
医療は数少ないなしえるかもしれない望み、
という名の恐れを提示することがある。
勝ち・負けでもなく、手を下す責任でもなく、
何よりその人をその人として扱うことに重きを置く。
この原点を今一度見つめる必要がある。
これは治療を受ける方も。
いや・・受ける方がより、かな。
病気になると、
自らが選択できることに限りがあるように感じる。
外側からの制約ばかりが脳裏をかすめるし、
想定していた事柄は健康でいたときに考えたことばかりだからだ。
それでも自分の人生、
この毎日は人生の中の積み重ねでもある。
生命の時間は、
予測可能性と不確実性との合間を生きることだ。
そして人それぞれ、
そのふたつの間には色とりどりのグラデーションがある。
そのステップを自ら踏みながら、
いくつも現れる岐路を選択しながら人は生きる。
これが毎日ということ。
人生の中の喪失に向き合うとき、
❝自分の人生のストーリーを紡ぐこと❞
この視点が現代の生きるには抜け落ちてきている。
周囲の人には受け取るものがある。
人はそうやっていのちを紡いでいくのだ。
人として、
他者の視点を通しても描かれる人の生きる姿がある。
自分のいのちを見守る人とこのストーリーを作り上げることが、
自身のいのちを生きるということかもしれない。
自分はどう生きているか、
胸の奥に問えているかが毎日していくこと。
何もないのが毎日じゃない。
関連記事
-
バビロンの大富豪の教え~本の紹介
大富豪って・・どんなかしら? 会ったことないだろうからイメージないの...
-
Visionとともに。
Visionというとビジネスとか、 仕事などのイメージもありますが・...
-
2020年7月26日 インナーチャイルドWS
今年は不思議な年で・・ 年2回ペースが特別追加開催となりました。 ...
-
LUMINEライブラリー
私が書くまでもなく、 若者や都会の方には有名でしょうが・・ ル...
新着記事
-
2022年 夏至の余白
日常の中にある大切なこと、 人生には気が付くタイミングがあります。 ...
-
2021年10月 グリーフケア~はじめの一歩 ご感想
ブログを毎日にしなくなって、 めっきりご感想等も遅れてしまいすみませ...