5歩目のチャリティnight ご感想
こどもの虐待防止チャリティは、
ivyが主催ではありませんが私が関わっているので。
それに、こども達も人生の喪失の渦中にいます。
こどもはそういうことに関係ないでしょうと聞かれますが、
愛情・家庭・親・信頼、そこから成り立つはずの自分自身・・
たくさんの喪失があります。
そう思うと、
このブログにいつも気持ちを寄せてくださる方が
虐待のことは知ってくださるといいなと思うのです。
昨夜のチャリティnightでは、
こどもの虐待の現状と皆様が知らない事実が現実であること、
そして私達は何ができるだろうという提案をしました。
実はプレゼンのエッセンスは、今週の記事で書いていました。
ブログではグリーフのこととして書いていますが、
捉え方や気持ちの持ち方は同じことだと思っています。
このご感想はアンケート用紙があったのではないので、
私が聞いたことや印象に残ったことになることをご了承ください。
「知らないことがたくさんあった。
現実を知るということで出来ることを考えるきっかけになった。」
「知ったことで、道が開けた気がした。
虐待は遠いこと、どうにもならないことかと思っていたから。」
「話の中に気づきがたくさんあった。
気づいたら、自分にも何か出来るのではないかと思った。」
「こんなに多くの人が関心を持って取り組むってことが大事と思った。」
「遠くのことでない、自分にも関係があることだと感じることができた。」
「自分の奥の人間にある綺麗な気持ち、まさにそうだと感じた。」
ね、ブログの記事の内容をきちんと受け取ってくれているでしょ。
そして、私が予想していたように・・
チャリティnightに来てくださる方は気付きがあれば動いていける。
自分のこころの中で、
胸の痛みを本来の優しさに変換していくのだと思います。
私がしたいのはね、虐待反対とかの怒りのメッセージじゃなくて。
この愛情の気持ちを繋いでいくこと。
虐待防止もグリーフケアも似ていると思っているんです。
これまで置き去りにしてきたことで、
とりこぼしてきたものにここから気付いていく。
それぞれの胸に抱えて、変容させていく。
人はそうやって、痛みを分け合って生きていく。
愛情を紡ぐ方向へ向かっていくの。
2016/06/29 | グリーフとの向き合い方, セミナー グリーフケア, チャリティ, 気付く
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