5月10日「生きる」を考える 第5回目
「生きる」という概要から、人に寄り添うという流れで構成してきました。
最終回までの残りの2回は、現場からのメッセージです。
第5回は、私が敬愛する医師です。
植田育也(うえたいくや)先生、
『こどもの「命の火」が消えるとき』
静岡県立こども病院 小児集中治療科を率いるボスであり
日本の小児救急を引っ張っている方です。
こども病院時代にPICUというこどもの救急のICUの
立ち上げメンバーになった時からのお付き合いです。
静岡県の小児の救急搬送において、ヘリが飛ぶようになったのは
この先生が静岡に来てくれたからと言っても過言ではないと思う。
伊豆から、浜松からヘリなら20分。
車では運べない、時間が掛かり過ぎる。。
今までは搬送出来ず、いのちを失ったこどももいたと思う。
こどもを助けるために。。
“最後の砦”
植田先生は、その現場をそう表現されます。
ただ時に、「こどもの命の火が消えるとき」
そのとき
彼ら、医師がどんなことを感じ
考えて。。どんなふうに接しているか。
そんなお話しをお願いしています。
この方にお会いして、
私はそれまでのもやもやした積年の想いが晴れた日のことを
今でも忘れられない。
とても残念なことに、植田先生は今年度いっぱいで
静岡を離れ新たな地で、また小児救急の基盤作りをされます。
静岡でお話しを聞ける機会に是非いらしてください。
静岡にいても、私ももうあまりお会いできないが
ますます寂しくなるなぁ。。と。
辞めてから見ると、こういう風景も懐かしい。
2014/04/02 | セミナー, 繋ぐ・繋がる グリーフケア, セミナー, 御家族から教えて頂いたこと
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