2017年9月 シリーズ死生観 ご感想
人は死をもって完結するのに、
生きるという最大の矛盾を抱えて生きる。
この隙間を埋めていくのが、
死生観なのではないかと思うのです。
現代は❝死を否認する社会❞
そんな表現をされた学者さんもおりますね。
今この時代を生きる私達は、
どんな死生観を持つか・・
よってシリーズセミナーの最終回は、
『死生観』という大きなテーマです。
まず先にご感想を。
40代 男性
今回はグリーフということで死、
当然あることなのですが。
適切な死という部分で、
自分にそのようなことが起こったとき、
受け入れることができればと思いました。
自殺願望のある方のその前にある背景について、
あまり考えていなかったので考えることを知りました。
何事にも正面から付き合う、
困っている方が相談等に来られたときに、
出来るだけ正面から向き合うように日々努力ですね。
この5回のセミナーを受け、いろいろと気付くことや、
自分の対応に反省することが出来ました。
ありがとうございました。
今後も宜しくお願い致します。
40代 女性
死生観は今回のセミナーだけでは、
理解を深めていくの難しいと思いました。
ひとりひとりの生い立ち、生活、
環境も異なる中で答えはなく、
いろいろな方の死生観を知ってみたいと思いました。
「死生観とは」と定義を読み、
今までセミナーで習ってきたことを思い出し、
照らし合わせながらセミナーを受講しました。
ひとつ強く感じたことは、
自分の中のフィルターです。
自分を知ることは怖いことでもあり、
つらくもなりますが、
素直に受け入れる勇気を持ちことができれば、
楽になれる気がしました。
「死」の話題はタブー化している現状があるため、
寺族であり、またこどもを亡くした親として、
仕事柄として、何か出来ることがないかと思います。
5回のセミナーではいろいろな新しい発見、
気付きをいっぱい得ることができ、楽しかったです。
今後もグリーフについて知識を深めていく機会がありましたら、
参加し勉強していきたいです。
浅原先生、ありがとうございました。
&今後ともご指導宜しくお願い致します。
そう・・
死生観は気付くことがとても重要です。
あと、もうひとつ大事なこと。
このお二人が学んだこと、
それは経験と知識を繋げていくことだと思うのです。
正解はない世界かもしれません。
人により異なるのかもしれません。
それでも人は知ることで、
大事なことに気付いていくでしょう。
経験だけでは伝えられず、
知識だけでは響かない言葉だけになってしまう。
これらが、
少しずつ繋がっていくことと思います。
学んだ方の御感想がまた物語ってくださいます。
そんなシリーズセミナーは、
グリーフ・喪失
意味再構成
聴くこと・語ること
家族とは
死生観
というテーマの全5回です。
先ずはシリーズへの入り口となる、
グリーフケア~はじめの一歩でお待ちしています。
2017/09/13 | グリーフとの向き合い方, セミナー グリーフケア, グリーフケア~はじめの一歩, セミナー
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