2016年6月 看取りケア合宿 ご感想3
関係性の話題もでたので、残しておきたいなと。
これは私が用意したテーマではなくて、
参加者さんから出た言葉から深めていったのです。
それだけにじわっと優しいテーマでしたね。
対話形式にしたことで生まれたこと。
こういうのがいいんです。
関係性。。いのちの現場で出逢う人。
仕事ではあるけれど。でも距離感が縮まる。
目の前で生き抜く人、支えるご家族の方々、
その人達を看ていく自分達。
日常の日々の信頼関係がその先を作っていく。
実務だけでなくて、こころのケアを求められているのだと。
その人らしく生きて欲しい。
時間を過ごして欲しい。
そう思ったとき、看護師は何が出来るだろうって思う。
終末期の看護で、その人らしいって出るとホッとする。
でもその人らしいって、本当はどんなことだろう。
状態の悪化や時間がなくて、全て望みは叶わないこともある。
そんなときには、すごく自分を責める。
もっと早く計画すればよかった。
もっと家族に説明すれば良かったって。
セミナーを終えて。。
その人らしさって、今まで分かっていたようで。
実は何となくだったかも。
そのフレーズの雰囲気だけで、進んできたような気がする。
セミナーを受けて、その人らしさはもっと多面になった。
今まで見えていなかったことが感じ取られた。
これまで困っていたことが、今はそう感じられなくなっている。
いのち、尊厳を考えながら。。そこも考えつつ、目の前の人も看る。
大きいことと、シンプルに見つめることが大事と思った。
これまでより、身構えなくなったと感じる。
今までマイナスに考えていたことを、積み上げられる気がする。
自分で企画したセミナーでこう書くのもなんですが。。。
素晴らしいと思いませんか?
私がではないですよ、
参加された方から溢れてくる想いです。
どんどん気付いて、
見え方が豊かになっていくのが嬉しかったなぁ。
最初のシェアでね、
❝答えがないから難しい❞って何回も出てきました。
最後はね、誰も正解にこだわってなかったね。
自分がどこを看たら、
その方がその人らしく生きていけるか・・そのお手伝いになるか。
そのままを受け止められるように。
明日から行動していきたい、
これからの自分の看護、
そんな視点に変化していきました。
行動で世界は変わる。。
患者さんやご家族との関係性もこれから変わりますよ。
表面的には変わらなく見えても、
御自身の内側から湧いてくる想いも違うものになっていく。
そのことを、患者さんやご家族は感じていくと思います。
今日もあなたの笑顔が、
周りの方に伝わっていくのが見えるようです。
「看取りケアの合宿、またやって欲しいです。」
「来年もありますか?」
最高のご感想をありがとうございます。
2016/06/11 | グリーフとの向き合い方, セミナー グリーフケア, セミナー, 看取り
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