2015年　まとめ2　語る場所

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まとめは昨年まではただのナンバーと内容でまとめていました。
今年は、テーマ毎にしてみたの。

語る場所というのは、
私が担っている役割の表しかた。メインどこですね。

カウンセリングとセミナーという主だったお仕事です。

カウンセリングは出逢った方が言葉を紡ぐ、語る場所。
安心と安全があれば、人は語ると私は信じている。
（当然、語らない自由もあるけどね。）

セミナーは、見た目には私が語っている。

でも目的は、セミナーを聞いて下さった方が御自身の想いを語ること。
カウンセリングに来るってことではないですよ。

セミナーを聞きながら、
心の中で。。大切な人の笑顔を。。
言葉や想いを探しながら。。
大切な人やものとの出逢いと別れを胸において。

人は自分のいのちの時間を見つめていく。

その想いは、いつしかあなたの人生の語りになることでしょう。

カウンセリングにいらっしゃる方も増えてきました。
グリーフケアと語る場所の大切さ、少しは拡がっているといいな。

遠くから、または長い年月を経て、
語る場所に来て下さる方もいらっしゃいます。

セミナーは昨年まではきちんと数えていたのですが。。
死生学カフェ（グリーフケアじゃないけど。）とか、
静岡大学の授業が入ってカウントが出来なくなった今年です。
約になりますが、
340名（延べ）以上の方にグリーフケアをお伝えすることが出来ました。

人数が多いのがいいのでもないけど、
誰かに手が差し伸べられるような社会に繋げるために。。
たくさんの方に知って頂くことは必要だろうとは思っています。

もちろん、その語る場は小さくとも構わないんです。
この2年と9カ月、少しずつ進んできたように。

生きてく欠片

お互い様ね。

お互いが「助けて」って言えること。
それぞれのいのちの欠片を大切に、相手を大事に出来ること。

これがグリーフケアが浸透する前提に必要だと思うから。

でも今の時代、
ここが一番の壁でもあるのかもしれないね。

「お互い様だね」って言える。
そう思えて、手を差し伸べられる。

そこで、微笑みと優しさが満ちる。

それが本当の“語る場所”になっていく要素になる。

私の仕事は場所の提供だけでなく、
想いと時間を繋ぐことを大事にした1年でした。

ご縁を紡いでくださった方、最近見つけて下さった方、
ずっとブログを応援して下さる方。。いいご縁をありがとうございます。
いつかどこかでお会いできることを楽しみにしています。

あー、遠くの方にと動画なんぞも作ったことを書き忘れた。

こちらのHPにあります。