2.5人称の視点
先日、書いた三人称の視点という柳田邦男先生のお話しの続きは
ケアする人は、2.5人称の視点を持ちましょうというものです。
情愛のある二人称と、
冷静な判断のための三人称の視点の双方が必要という
提唱をされています。
このことに関しては、書籍を読んで頂くのがいいと
思うので詳しくは割愛しますが。
今日、打ち合わせで伺った高齢者施設の考えや姿勢が
素晴らしくて感激した。
「お世話でなくて、家と思って頂いて。」とか
「一緒に過ごさせて頂くという気持ちで」と
言葉だけの宣伝だけでない。
そのように、関わりができている。
グリーフケアにいち早く目をつけて下さった施設は、
違うなぁ。。だって、きっと既に対応が出来ている。
もう出来ていらっしゃるような気が。。という私の問いに
「一生懸命やらせて頂いても、いいと思っていても
不安になったりするものです。そこにお力をお借りしたい。」
と言って頂いた。(この姿勢が、また素晴らしいよ。。)
「その方の最期に、立ち合わせて頂くと言う大切さ」
をセミナーで伝えて下さいというリクエスト。
本当にありがとうございます。胸がじーんとしました。
心して、準備させて頂きます。
何より、職員さんがいい顔して働いてらした。
みなさん、とびきりの笑顔でした。
こんな施設だったら、送られる方も送る方も
不必要な苦しみは背負わないのかもしれない。
お話しに行くのが、本当に楽しみになった打ち合わせでした。
まさに、2.5人称の視点での取り組みを感じましたもの。
どんな質問とかでるんだろう。私もきっと勉強させて頂く。
また、報告しますね。
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