1+1=いくつですか?
昨日御紹介した書籍が興味深く、
とてもおススメです。
詳しくは本を読んで頂くのが得策ですが・・
ひとつは現実は自分の持っている前提から生まれる、
ということ。
いつもivyの記事でもお伝えしますが、
そのことが社会構成主義の観点から掛かれています。
そのひとつの例として、
1+1はいくつかという質問があります。
一般的には、間違いなく2です。
これが数学者なら違う答え方をするというのです。
で、偶然にも本を読み切った夜、
数学者にお目に掛かりました。
(なんと、ビックリ)
知らない方ですが、堪えられず・・
聞いてみました。
「1+1はいくつですかっ?」
“それは標数がいくつかによって・・”
“と答えればいいのかな”
奇妙な質問をする私に、
そう言って、笑ってくださいました。
この本の言い回しとは異なりますが、
意味は通じたということです。
ここで言いたいのは、
物ごとの見方を変えようということではありません。
気付くべきは、
私達は何かの前提や決めたことの中で言葉を使っている。
という、このことです。
ここが動けば、
本質は共有出来る。
そして可能性は、
この枠の外にある。
私達はいつも自分の思いつく中のみで、
可能性を探していないでしょうか?
それゆえに見逃していないか?
ただ知らないだけなのに、
限界と捉えていないだろうか。
大事なことは何かに、
意識を向ける機会はまだあるのだと思います。
これは個人の思考への提案でなく、
対話と関係性への可能性です。
ここからの時代に意識して、
生きていきたいと思います。
たくさんの人とここが共有出来たら、
幸せがいっぱいになると思うのです。
因みに数学の話は一例です。
是非とも本を読んで、
対話の可能性を感じてみてください。
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