1通毎に愛を込めて。
最近ラブレターを書いてるんです。
なんて♪・・実は、病院宛てになんですが。
2016年3月から、
静岡県内の大きな病院宛てにお手紙を出しています。
大きなという一応の私の基準は、
200床以上の成人を中心とした病院
病院機能評価の認定を受けている病院です。
静岡県内では、70余りの病院が該当します。
今投函しているものは、内容を違えて3通目。
もう熱烈な想いのもと、
でも押しつけにならぬよう文面は誠意をこめて。
どうしてラブレターかというと、
グリーフケアを知ってくださいという内容だから。
そう書くと、医療者は当然知っているんでしょ?
とよく聞かれますが・・
実は、まだまだなんですよ。
言葉さえも知らない人が多いかも。
或いは、言葉は知っているけど誤解している人。
たくさんいると思います。
医療現場の方に会うとね、
「いやぁ、うちはまだまだ❝後❞までは手が回らなくて」
そう言われてしまいます。
予期悲嘆もあるし、
最期の時間の前後ってケアの区分け・・
グリーフケアでは違う形で表現したいなぁ。。
なくしたからでなく、なくした後からでなく・・
ご家族は失うことを一緒に見つめて欲しいのです。
区分けがあるのは、医療者の方なのかもしれない。
その支えになる、
一番近くにいる現場の人に伝えていけたらいいな。
反応はあるのか、ないのかすら分かりませんが、
開封してくれるとは思いますし。
誰かひとりくらい、覚えてもくれるのではないかと思う。
2016年はそんな可能性と想いを、
1通毎に愛を込めて投函しています。
きっと看護部で止まっているだろうとは思いますが、
現場の看護師さん達の想いにいつか届きますように。
8月は封にくじらのシールを貼っておりますよ。
2016/08/07 | グリーフとの向き合い方, 繋ぐ・繋がる グリーフケア, 御家族から教えて頂いたこと, 看護
関連記事
-
2022年 夏至の余白
日常の中にある大切なこと、 人生には気が付くタイミングがあります。 ...
-
2021年10月 グリーフケア~はじめの一歩 ご感想
ブログを毎日にしなくなって、 めっきりご感想等も遅れてしまいすみませ...
-
2021年12月10日 インナーチャイルド・ワークショップ
年2回の機会、ワークショップのご案内です。 インナーチャイルド・ワー...
新着記事
-
2022年 夏至の余白
日常の中にある大切なこと、 人生には気が付くタイミングがあります。 ...
-
2021年10月 グリーフケア~はじめの一歩 ご感想
ブログを毎日にしなくなって、 めっきりご感想等も遅れてしまいすみませ...
PREV : 死すべき定め~本の紹介
NEXT : 喪の作業と再構成