預かりのいのち

Tweet

Pocket

小さな頃からへなちょこだった私は、
得意なんて言葉から遠い感覚で育ってきた。

幼稚園のときには既に、
何をやっても上手くない自分に疲れてた。
やりたいことや好きなこともなくて・・
五体満足で、丈夫なことも、
それが申し訳ないくらいだった。

だからだろうか・・
自分の人生が自分のもので、
私が生きていくのだという感覚もなかった。
（実際は私が生きているのだけど）

看護師になったのも、
せめて何かの役に立たないと・・
みたいな贖罪の気持ちに近かった。

いのちの現場では人の力の無力さに凹んだし、
生命はコントロール出来ないことも知った。

それでも生命への畏怖と、
いのちへの敬意と尊重に心魅かれた。

いのちの重み

そうしたら・・
あまりに気が付くのが遅かったが、
いのちからのメッセージがあった。

いのちのサイン

いのちに気付くとき。

何か大きなものから預かっていることに。

生命という単なる時間でも、
この時間に課せられた役目だけでもなくて、
いのちというもっと大きなもの。

ハーモニー

響きの先へ。

私達が役割を果たしたいのは、
ハーモニーを奏でるため。

大切な人に愛を伝えて、
互いに響かせていく。

いのちを受け取って、
返す前の間にやると決めてきたこと。

預かりだけど決めたのは自分だから。

大切な人からも受け取っていくことも。

グリーフカウンセリングivyのHPはこちらから

イオリマイカさんによる写真ACからの写真