静やかな光の予感
昨日ご紹介したM様の書評はお目に留まりましたか?
私は胸がいっぱいで、
あとM様の書評を先ず読んで頂きたい気持ちも大きくて・・
昨日の記事には私のコメントは書きませんでした。
正直にいうと、ぽろぽろ大きい涙がこぼれてきました。
考える以前に、自然に流れてきていました。
どうしてかをもう一度考えてから、ブログには書こうと思ったのです。
書評はいつも記すように、どの方も言葉も響くのです。
それはそれぞれの生きる姿でもあるから。
M様は書籍がでて、一番にご連絡をくださった方でした。
その後このようなやりとりもあり、
まだお会いしていない方ですが距離感は縮まっていく気持ちでした。
ご感想を受け取った記事にも書きましたが、
このときは❝伝わった気がする❞だったのです。
それがより現実になって、❝伝わった❞という確信になりました。
ぽろぽろ涙の理由は、ひとつは嬉しかったんです。
ここまで受け取って頂けるんだ、伝わったんだ。
書籍に言葉では入れられなかった想い、
行間に詰め込まれたものを汲み取って下さっていました。
そして、そう・・
分かりやすい広告をつけたくなかった気持ち。
それでも手にとってくれる人がきっとどこかにいる、
そう信じたいという願い。
みっつめは、
私もまだまだ出逢って別れた誰ひとり残らず悲しいんだって。
それでも悲しみという気持ちを包む感謝かな。
(ここの件はM様にはもう少し詳しくお返事したけど、内緒です。)
今の社会は生き方も生活スタイルも、
そして選ぶ医療や福祉も多様化しています。
当事者だけという枠では限界がきているのだと感じています。
だからここからは同じ立場の人としか分かり合えないとなると、
ひとりひとりが切り離されていく気がします。
何より、人の人生は誰ひとり同じ人はいません。
その前提を踏まえた上で寄り添いという形を模索していくのではないかと。
そしてまだ大切な人を失う前からも、
喪失を分かる人は存在するに違いないという私の期待があります。
大切な人をなくすことのある、いのちの営みの中で・・
悼みという想いの中の大切な気付きに、
私達は繋がりを感じていくのだと信じたいのです。
そう感じながらも、
まだ不安もあった私に見えていた景色は移り変わってきています。
M様の書評を通じて、
またいろいろな方の様々な想いがまたそれを繋げてくださるのです。
新しい地平線からの景色には、
眩くも穏やかな光が照らされているような予感がします。
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