難しい?
大切な人をなくすこと、
生きること・死に逝くことなどを話すとき・・
こう言われることがあります。
「難しいことですよね。」
うーんっ、簡単ではないことですが。
『難しい』でひと括りにすることを私は好みません。
だって、
パターン化できないと思っていて。
まぁ、今日はここを考えてみました。
先ず・・
難しいの意味からいくと、私の意図が伝わるかな。
“難しい”
[形][文]むづか・し[シク]《「むずかる(むつかる)」と同語源。「むつかしい」とも》
1 理解や習得がしにくい。複雑でわかりにくい。難解である。「説明が―・い」「―・い文章」⇔易しい。
2 解決するのが困難である。「―・い事件」「―・い注文」「―・い病気」⇔易しい。
3 実現するのが不可能に近い。「生還は―・い」「登頂は―・い」⇔易しい。
4 状況などが込み入っていて、対処するのがやっかいである。「立場が―・くなる」「事態を―・くする」
5 人の扱いがめんどうである。「一緒に仕事をするのに―・い相手」「―・い年頃」
6 好みなどがうるさい。「服装に―・い人」
7 不機嫌である。「―・い顔をする」
8 不愉快である。うっとうしい。
「女君は、暑く―・しとて」〈源・若菜下〉
9 むさくるしい。きたない。
「かく―・しき所にのみ籠(こも)り侍れば」〈宇津保・吹上上〉
10 気味が悪い。
「あな―・しと思ひける心地皆さめて」〈源・夕顔〉
(デジタル大辞泉より引用)
と、これだけあるんですよ。
7、9、10ではないかなとは思いますが、
面倒とか煩わしいだったらとても悲しい。
実は・・
どんなときに難しいと使うかが吟味されてない印象があります。
もうひとつは、
“何”をもって難しいとその人が表現しているか。
(これは明日に続く・・)
これが組み合わさって、
その方がなにを言わんとしているか。
これに対処するには、
それこそカウンセリングのようにじっくり時間が必要でしょう。
難しいという概念の方はなかなか来ませんね、
何故なら“難しい”と思っているからだと思います。
ある辞書には、こうありました。
「理解したり解決したり仕上げたりするのに手間がかかる様子」
こちらの言葉の方が、
私的には好みというか伝えやすい。
手間というのが本来の意味ならね、
丁寧に扱うことだと思うからです。
生と死は簡単にしなくていい。
シンプルではあるけれど。
人の心模様は繊細で、複雑な面があります。
丁寧に、大事に、
手をかけて感じていくものです。
大切な人から受け取った想い、
“難しい”とひと括りにしないであげてください。
こちらを扱うのはカウンセリング、
またはMYジャンクションをご参照ください。
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